ゼレンシキー宇大統領、ドニプロ市のミサイル攻撃犠牲者の遺族に哀悼

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ウクライナのゼレンシキー大統領は、14日のロシア軍による南部ドニプロ市へのミサイル攻撃にて亡くなった人々の親族に哀悼を表明した。

ゼレンシキー大統領が同日夜の動画メッセージの際に発言した

ゼレンシキー氏は、「ロシアは、ウクライナの町々に対して新たな大規模ミサイル攻撃を行った。キーウ、ハルキウ、オデーサ、クリヴィー・リフ、ドニプロ、ヴィンニツャ、ラディジン、ブルシュティン、フメリニツィキー、その他の町々がテロリストの標的となった。ドニプロ市では、そのロシアの攻撃により集合住宅が破壊された。数十人の負傷者を救うことができた。彼らには治療が施されている。瓦礫の除去は今も続いており、夜中続くだろう。瓦礫の下にどれだけの人がいるかは、今のところわからない。残念ながら、死者数は毎時間増えている。私は親族に哀悼を伝える」と発言した。

同氏はまた、あらゆる関係機関職員が着弾現場で作業をしていると伝えた。

さらに同氏は、「1日でウクライナへの30弾強のミサイルが発射され、20弾以上が撃墜された。それが数百人の命を救ったのだ。私は、空軍、私たちの地対空ミサイル部隊、支援する皆に感謝している」と強調した。

その他同氏は、電力インフラ施設への着弾もあるとし、現在ハルキウ州とキーウ州が最も困難な状況にあると伝えた。

またゼレンシキー氏は、ツイッター・アカウントで、着弾現場を空から撮影した動画を公開した。

写真:国家非常事態庁

これに先立ち、14日、ロシア軍は、ウクライナ各地に新たな大規模ミサイル攻撃を実施。ドニプロ市では、集合住宅にミサイルが着弾、これまでに死者数が12名、負傷者数が64名判明している。