ドニプロ市へのミサイル攻撃による死者数21人に増加 生存者1名救出

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14日のロシア軍によるミサイル攻撃で破壊されたウクライナ南部ドニプロ市の集合住宅では、瓦礫の下から21人の遺体が見つかった。また15日には、破壊された建物から生存者1名が救出された。

15日、ティモシェンコ宇大統領府副長官がテレグラム・チャンネルで伝えた

ティモシェンコ氏は、「女性1名が瓦礫の下から救出された! 1月15日11時30分時点で、死者21人、内児童1人。負傷者71人、内児童13人。救出されたのは39人、内児童6人だ」と書き込んだ。

また同日、フィラトウ・ドニプロ市長はテレビ番組出演時に、瓦礫の下から生存者1名が救出されたと報告した。

フィラトウ氏は、「私はそれを認めることができる。私は、その救出作戦を自分の目で見た。5階ぐらいのところで、救助隊員が生きているというシグナルを出している人を見つけた。クレーンと担架でその方を避難させた。救急車が駆けつけた」と伝えた。

同氏はまた、警察はまだ40人の人物を捜索しているとも発言した。

これに先立ち、14日、ロシア軍は、ウクライナ各地に新たな大規模ミサイル攻撃を実施。ドニプロ市では、集合住宅にミサイルが着弾していた