戦地からオンライン授業を行っていた「塹壕教授」、当時の塹壕からあいさつ
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塹壕からオンラインで授業を行っていた写真がソーシャルメディアで話題となったウジホロド国立大学のフェージル・シャンドル教授が、当時の塹壕からの動画メッセージを公開した。
4月28日、シャンドル教授がフェイスブック・アカウントに動画を公開した。
シャンドル氏は、「私の戦友ヴィクトル・シチャデイが撮ったあの有名な写真からちょうど1年が経った。あの小さな塹壕はもう前に進み、私たちは敵をさらに打ち砕いている。私は、全てのことが正しく行われたと思っている。私たちは、学あるネイションのために戦っている」とのメッセージを伝えた。
これに先立ち、1年前、ウクライナ軍人として務めているウジホロド国立大学のフェージル・シャンドル教授が、休憩時間に塹壕からオンラインで大学の授業を行っている際の写真がソーシャルメディアで拡散されていた。写真は、世界中で紹介され、これによってシャンドル教授は、「塹壕教授」として知られるようになっていた。
ウジホロド大学は、シャンドル教授は観光学の授業を教えており、教授は軍とは話し合った上で、授業を行うために、当番の時間について合意していると伝えていた。