ウクライナ軍がクリミアに到達したら、プーチンは協議を求める=ゼレンシキー宇大統領
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ウクライナのゼレンシキー大統領は、ウクライナ軍がクリミアに到達したら、協議を求めてくるだろうとの見方を示した。
ゼレンシキー大統領がABCニュースへのインタビュー時に発言した。
記者が、プーチン氏に協議へと向かわせることは本当に可能かと質問すると、ゼレンシキー氏は、「ウクライナが一時的占領下のクリミアとの行政境界線に達した時に、全面侵攻開始前とは異なり、プーチンが文明世界との対話を模索せざるを得なくなる可能性が大きいというのは、全くもって明白なことで、論理的なレトリックであろう。なぜなら、彼は弱体化するからだ」と発言した。
動画:ABCニュース(関連部分は12分45秒あたりから)
これに先立ち、ウクライナのゼレンシキー大統領は、米CNNへのインタビューの際に、ウクライナはクリミアの脱占領を目標としており、それが実現して初めて戦争が終了したことになるのであり、クリミアなき「平和」は勝利ではないとの見方を示していた。
なお、6月20日、クリミア自治共和国ウクライナ大統領代表部は、クリミアが解放された後に実施される10の基本方策を発表している。
写真:大統領府