ロシア軍、ウクライナ東部ニュー・ヨルクを空爆 5階建て集合住宅を破壊=ドネツィク州情勢

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ウクライナへの侵略戦争を続けるロシア軍は、同国東部ドネツィク州ニュー・ヨルクに対して航空機から爆弾を2弾投下し、5階建ての集合住宅を破壊した。また、同州コスチャンティニウカでもロシア軍砲撃により、6軒の民家、学校、企業が損傷した。

キリレンコ・ドネツィク州軍行政府長官がテレグラム・チャンネルにて17日朝の時点の同州の情勢を伝えた

キリレンコ氏は、「ホルリウカ方面では、ロシア軍はニュー・ヨルクに対して2弾の航空爆弾を投下し、その内1弾が5階建て集合住宅を破壊した。共同体全体で民家6軒、行政調査、インフラ施設が損傷した。チャシウ・ヤル共同体では、3軒の民家が損傷。コスチャンティニウカでは、民家6軒、学校、企業が損傷した」と伝えた。

また同氏は、イリニウカ共同体プレシチウカにて5軒の民家が損傷、住民1名が負傷したと報告。リシチャンシク方面では、リマン共同体ヤンピリにて民家3軒、シヴェルシクにて1軒、ズヴァニウカで1軒が損傷したと報告した。

さらに、ヴォルノヴァハ方面のヴフレダルとプレシスチウカ、コマル共同体のシェウチェンコにて砲撃があり、また17日朝にはヴェリカ・ノヴォシルカに対して多連装ロケットシステム「グラート」での砲撃が確認されたと報告された。

加えてクラヒウカ共同体で8軒の建物が損傷。マルインカとクラスノホリウカでも砲撃があったと伝えられた。

写真:キリレンコ・ドネツィク州軍行政府長官(テレグラム)