ロシア軍幹部はプリゴジン反乱以降、混乱している=ミリー米統合参謀本部議長
米国のミリー統合参謀本部議長は18日、ロシアのプリゴジン氏率いる傭兵集団「ヴァグネル」が反乱を起こしてから、ロシア軍幹部は激しく混乱していると発言した。
ミリー統合参謀本部議長が発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
ミリー氏は、「ロシアの兵站は高い水準ではなく、士気は低い。さらに、プリゴジンの反乱以降は、幹部は戦略レベルでは明らかに、よく言って混乱しており、おそらく困難を抱えている」と発言した。
また同氏は、ロシア軍は多くの将校を戦闘で失ったことを喚起し、さらに反乱後は、軍の中で浄化が始まっていると指摘した。そして、「よって、ロシア人は最善の状況にはない」と述べた。
同氏は、他方ウクライナは「まだ使用していない戦力がかなりある」と指摘した。同時に、「今後何が起こるかは言わないでおく。なぜなら、いつどこで予備を用いるかは、ウクライナ人が決めることだからだ。しかし、彼らは現在戦力を維持しながら、ゆっくり、目的に従い、揺らぐことなく地雷原を進んでいる」と発言した。