ロシア軍、ウクライナ南部オデーサを再び大規模ミサイル攻撃 1名死亡、22名負傷

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ウクライナへの侵略戦争を続けるロシア軍は、22日から23日にかけての夜間、同国南部のオデーサを再びミサイルで攻撃した。現在までに、死者1名、負傷者22名(内児童4名)が判明している。

ウクライナ国家警察がテレグラム・チャンネルにて伝えた

警察は、「7月22日から23日かけての夜間、ロシア軍は、オデーサ市とオデーサ州を再び大規模に攻撃した。朝4時の時点で、敵のオデーサ攻撃の被害として、1名が死亡、22名が負傷(その内4名は児童)したことが判明している」と伝えた。

また警察は、同ミサイル攻撃により、民間インフラ、集合住宅、民家、市民の自動車が損傷あるいは破壊されたと伝えた。多くの建物の壁面が被害を受け、窓が割れているという。

さらに、オデーサ市中心部の宗教施設も被害を受け、火災が発生したと書かれている。

ゼレンシキー宇大統領は、同攻撃につき、テレグラム・チャンネルにて、「平和な町、住宅、大聖堂へのミサイル攻撃…。ロシアの悪はどんな正当化もあり得ない。これまで同様、悪は敗れる。ロシアのテロリストに対しては、オデーサに関しても報いが必ず生じることになる。彼らはその報いを痛感するであろう」と伝えた。

写真:Kostiantyn Liberov and Vlada Liberova

ウクライナ外務省のジェパル(ジャパロヴァ)外務第一次官は、ツイッター・アカウントにて、オデーサへの攻撃により、世界遺産の記念碑やウクライナ南部最大の大聖堂が破壊されたと報告し、「これら全てのテロ行為は、ユネスコの加盟国によって行われたものだ。非難だけではもはや不十分だ」と強調した。

ウクライナ軍南部司令部「ピウデン」は、フェイスブック・アカウントにて、今回のロシア軍のオデーサ州へのミサイル攻撃は、少なくともカリブル、オニクス、Kh22、イスカンデルK、イスカンデルM(弾道ミサイル)の5種のミサイルで行われたと伝えた

発表には、「防空戦力は、かなりのミサイルを撃墜した。残りが港湾インフラと、少なくとも集合住宅を含む6軒の住宅を破壊した」と伝えた。

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Опубліковано Оперативне командування "Південь"/Operational Command “South” Субота, 22 липня 2023 р.

トップ写真:Kostiantyn Liberov and Vlada Liberova