ロシア軍、ウクライナ南部オデーサ州の港湾施設を無人機で攻撃 穀物庫を破壊

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ウクライナ南部への攻撃を連日続けるロシア軍は、24日も未明に同国南部オデーサ州に対して自爆型無人機「シャヘド136」4機により、ドナウ川の港湾インフラに対して攻撃を行った。

ウクライナ軍南部司令部「ピウデン」がフェイスブック・アカウントで伝えた

発表には、「防空戦力は無人機を3機撃墜した。着弾により、穀物庫が破壊され、その他の輸送品保管庫も損傷。製造施設の1つでは火災が発生し、緊急に鎮火が行われた」と書かれている。

また、キペル・オデーサ州軍行政府長官は、テレグラム・チャンネルにて、未明の攻撃により6名が負傷したと伝えた

キペル氏は、「州の病院へと4名が搬送され、その内1名は重傷に近い中度の負傷をしている。医師たちは患者容体を安定させることに成功した。その他の3名は軽度の破片による負傷や打撲だ。皆に完全に治療が施された」と報告した。

なお、ロシア軍は、現在ウクライナ南部、とりわけオデーサ州への攻撃を連日行っている。23日には、オデーサ市中心部をミサイルで攻撃し、市民1名が死亡、20名以上が負傷した

写真:ピウデン(フェイスブック)