ベラルーシ配備の核兵器はウクライナにとっては何の変化ももたらさない=ウクライナ情報機関
ウクライナ国防省傘下情報総局所属のユソウ氏は、ベラルーシ領内の核兵器はウクライナにとっては基本的に何の変化ももたらさないとの見方を示した。
ユソウ氏がテレビ番組「統一ニュース」出演時に、記者から、ベラルーシ領内の核兵器配備に関する情報の真偽について質問を受けた際に発言した。
ユソウ氏は、「もう皆が基本的に、それは事実だと述べた。私たちにそれを否定する意味が何かあろうか? しかし、大切なことは、それがウクライナにとって根本的に何を変えるか、である。答えはシンプルだ。何の変化ももたらさない」と発言した。
また記者が、何のために核兵器が配備されたのか、誰のためにそれは行われたのか、と質問すると、ユソウ氏は、それは「カリブ危機」の繰り返しであり、それの規模のもっと小さなものだと指摘した。
同時に同氏は、「ともあれベラルーシ領にロシアの核兵器がある。しかし、それは、安全保障の観点では総じて、欧州にとっても、ウクライナにとっても、何の変化ももたらさないのだ」と発言した。