ロシア軍、ウクライナ北部チェルニヒウをミサイルで攻撃 死者6名、負傷者36名

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ウクライナへの侵略戦争を続けるロシア軍は、19日朝同国北部のチェルニヒウ市をミサイルで攻撃した。現時点で市民6名の死者、36名の負傷者が判明している。

ゼレンシキー宇大統領は、ソーシャルメディア「X」アカウントで、ミサイル着弾後のチェルニヒウの様子を写した動画を公開した

ゼレンシキー氏は、「これがテロ国家の隣で暮らすことが意味することだ。これが私たちが世界をまとめて対峙ししているものだ」と書き込んだ。

また同氏は、「今日、ロシアのミサイルはチェルニヒウの中心部に着弾した。広場、大学、劇場。ロシアは、普通の土曜日を、痛みと喪失の日に変えたのだ。死傷者が出ている。愛する人を失った全ての人に哀悼を捧げる」と伝えた。

さらに同氏は、世界に対して、ロシアのテロに対峙するよう呼びかけ、「ウクライナに命を守るための追加品を供与して欲しい。命が勝つために、ロシアはこの戦争に負けねばならない」と強調した。

クリメンコ宇内務相は、テレビ番組「統一ニュース」出演時に、6歳の女児が病院で亡くなり、現時点で死者数は6人となっていると報告した。

クリメンコ氏は、「残念ながら、6人が亡くなった。5分前に、病院で6歳の女児が亡くなったとの情報が入った。彼女の母親も重体だ」と発言した。

 
写真:クリメンコ内務相(テレグラム)

また同氏は、現時点で36名が負傷したことが判明しており、彼らは病院に搬送されていると伝えた。その際同氏は、「彼らは皆、チェルニヒウ市の中央広場にいた、あるいは、近くの教会で果物の成聖を終えて歩いていた民間人だ」と伝えた。

また、警察官や、裁判所の警備員も負傷していると報告した。

同氏は、関係当局職員が今回の民間施設、民間人へのテロ攻撃を記録するために現場に到着しているとし、「このさらなるロシア連邦による戦争・テロ犯罪を記録するまで作業する。その情報が国際刑事裁判所の最終判決に咥えられるようにだ」と発言した。

また同氏は、ミサイルは、文化会館にも着弾し、近隣の多くの建物が損傷したと説明した。

写真・動画:内務省、国家非常事態庁(テレグラム