ウクライナ南部ヘルソン州東岸でウクライナ軍が国旗を掲揚

ウクライナのイェルマーク大統領府長官は２９日、ロシアにより占領されている領土の奪還のために反転攻勢を続けるウクライナ軍の軍人が南部ヘルソン州のドニプロ側東岸のアントニウシキー橋近くでウクライナ国旗を掲げたと報告した。

イェルマーク大統領府長官がテレグラム・チャンネルで伝えた。

イェルマーク氏は、「ヘルソン州左岸（編集注：ドニプロ川東岸の意）におけるウクライナ国旗だ。アントニウシキー橋近くの別荘だ」と書き込んだ。

動画：イェルマーク大統領府長官（テレグラム）

軍人たちは動画にて、この国旗掲揚は「ロシア占領者たちに、彼らの侵略したウクライナの大地は、いずれ侵略者から解放されることになるということを、わからせる」ことを目的にしたものだと発言した。

なお、ウクライナ防衛戦力は、２０２２年秋に南部ヘルソン州のヘルソン市を含むドニプロ川西岸（右岸）領域を解放していた。他方で、同州ドニプロ川は引き続きロシア軍により一時的占領が続いている。

写真：大統領府