ウクライナ特殊作戦軍、ロシア国防省による黒海海上での「同軍部隊を殲滅」との発表を否定
ウクライナ特殊作戦軍は30日、ロシア国防省による、黒海海上にて宇特殊作戦軍のボートと軍人を殲滅したとする発表は新たな偽情報だとして否定した。
宇特殊作戦軍がテレグラム・チャンネルで発表した。
これに先立ち、ロシア国防省が「8月30日モスクワ時間0時頃、黒海艦隊の海軍航空隊の航空機が黒海海上にて、上陸グループのウクライナ特殊作戦軍軍人最大50名を乗せた高速軍用ボート4隻を破壊した」と発表していた。
ウクライナ特殊作戦軍は、これをフェイク(偽情報)だと指摘した。
その上で特殊作戦軍は、「『昨夜、ウクライナ特殊作戦軍第73センターの戦闘用のイルカ、モグラ、チンチラで武装した1万2000人の作戦遂行者がクリミア海岸への上陸を試みた。敵は、戦闘用ブーメランで応戦。これにより、私たちの戦士は、【死の星】と銀河帝国艦隊の支援を要請せざるを得なくなった…。』ロシア国防省風に書くならば、ウクライナ特殊作戦軍の発表はこのように始まらねばならなかった。ロシアの私たちの軍人を海上で航空機により破壊したとする声明も他の声明も似たような意味を持っている」と指摘した。
同軍はまた、国民に対して、確認の取れている情報源のみを信じるよう、そして、「ロシア人を信じることは、(控えめに言って)自分を尊重しないことだ」ということを覚えておくように、と呼びかけた。
写真:特殊作戦軍