拘束された露軍パイロットは重要な情報を提供した=宇軍インテリジェンストップ

ウクライナ国防省傘下情報総局のブダーノウ局長は、ウクライナ側の捕虜となった、ロシア空軍上級職の航空機操縦士たちは、自分たちの部隊の現状について情報を提供してくれたと発言した。

ブダーノウ局長が、ウクライナ国防省傘下情報総局の協力の下で制作され、3日にTSNにてテレビ放映されたドキュメンタリー番組「ロシアの墜落パイロット」の中で発言した。

ブダーノウ氏は、「それは私たちにとって大変有益なものだった。なぜなら、彼らは、多くの私たちの(ロシアが拘束していたウクライナ軍人)捕虜と交換することができたのだから。ロシア空軍の上級職についていた操縦士も複数人いて、彼らは私たちに自分たちの部隊の現状に関する客観的状況を提供してくれた」と発言した。

また同氏は、自身も情報を得るためにロシアの捕虜操縦士複数名と対話したと指摘した上で、捕虜の訓練水準の高さを指摘し、それら捕虜はシリア戦争にも参加していたことがあると伝えた。同時に同氏は、ロシアでは有能な航空機操縦士が不足しているとも指摘した。

写真:情報総局