バシキール民族運動亡命委員会、ウクライナ軍を基盤とする解放軍の結成を発表
ロシアからの独立を目指すバシキール民族運動の亡命委員会は、ウクライナ軍を基盤としてバシキール解放軍を結成すると発表した。
4日、バシキール民族運動亡命委員会がテレグラム・チャンネルに1日付委員会命令を公開した。
同文書には、ロシア国内における政治・経済状況の悪化、多くの民間軍事会社の誕生、民間人の生命に脅威をもたらす戦闘参加者の帰還に関連して「バシコルトスタン共和国と同国の他民族全体の保護」のためには、民族軍事組織が不可欠だと書かれている。同時に、ウクライナにおける戦闘が終了するまでは、バシキール軍はウクライナ軍の指揮下に置かれ続けるとも説明されている。
バシキール民族運動亡命委員会は、政治亡命者のルスラン・ガバソフ氏を中心にバシコルトスタンの独立の支持者を団結させているとも書かれている。
その他、前日には、サハ共和国独立委員会も独立軍事組織の結成に関する声明を発出していた。他方、サハの委員会は、ウクライナやウクライナ軍との協力については言及していない。
なお、ロシアの全面侵略戦争が始まってから、ウクライナ軍の側にて、ベラルーシ人部隊、ロシア人部隊、チェチェン人部隊といった民族を基盤とする部隊が複数戦闘に参加している。