被占領下セヴァストーポリで大きな爆発と火災発生 露国防省はミサイル攻撃と主張

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2014年からロシアによる占領が続くウクライナ南部セヴァストーポリ市にて13日未明、複数回の大きな爆発音が聞こえ、火災が発生した。占領政権や露国防省は、ミサイル攻撃があったと主張している。

爆発については、クリミア発のテレグラム・チャンネルなどで伝えられた。

地元テレグラム・チャンネル「クリミアの風」は、一時的被占領下セヴァストーポリにて、少なくとも7回の爆発音が響いたと伝えた上で、匿名撮影者による爆発の写真や動画を公開した。

投稿の一つには、「投稿者たちは、ロシアの防空システムが稼働していると指摘しているが、他方で、煙からして、それでもどこかに着弾した模様」と書かれている。

また、同地のロズヴォジャエフ露占領行政府長官は、火災が生じたとし、「民間施設ではなく、ピウデンナ湾で火災が発生している。暫定情報では、ミサイル攻撃によるものだ」と主張した

ロシア国防省は、テレグラム・チャンネルにて、(占領する)セヴァストーポリ市のオルジョニキゼ記念船舶修理工場が巡航ミサイルにて攻撃されたとし、2隻の船舶が損傷したと主張した

露国防省は、「本日未明、ウクライナ軍は、10弾の巡航ミサイルでセヴァストーポリのオルジョニキゼ記念船舶修理工場を、3隻の無人水上艇で黒海艦隊の海との接続域に位置する艦船部隊を攻撃した」と主張した。

同発表には、修理されていた船が2隻損傷したと書かれている。