ウクライナ防空戦力、ロシア軍発射の巡航ミサイル43弾中36弾撃墜
ウクライナ空軍は、21日未明にロシア軍が大規模なミサイル攻撃を行った際、発射された43弾の巡航ミサイルの内、36弾を撃墜したと報告した。
ウクライナ空軍がテレグラム・チャンネルで伝えた。
発表には、「2023年9月21日未明、3時40分頃、ロシア占領軍は、ウクライナを空襲発射型巡航ミサイル『Kh101/Kh555/Kh55』で攻撃した」と書かれている。
発射されたのは、合計で43弾の巡航ミサイルで、露エンゲリスの西側の地区から10機の戦略爆撃機Tu95msから発射されたという。
ミサイルは、複数回に分けて発射され、ウクライナの領空には様々な方向から侵入。また、飛行ルートは常に変更されていたと報告されている。
空軍とその他の防空戦力の連携により、この内36弾を撃墜したと書かれている。
その他、朝6時頃、ロシア軍は、ハルキウをS300の地上発射型誘導ミサイルで攻撃したと報告された。
なお、21日未明から朝にかけて、ウクライナへの全面侵略戦争を続けるロシア軍は、同国各地に対して大規模なミサイル攻撃を行った。中部チェルカーシでは10名が負傷。首都キーウでは7名が負傷。キーウ州では2名が負傷。東部ハルキウでは2名が負傷。その他、南部ヘルソンでは火砲砲撃により2名が死亡、5名が負傷。南部ニコポリでは3名が負傷した。