黒海艦隊司令部へのミサイル攻撃により艦隊司令官含む34名の将校死亡=ウクライナ特殊作戦軍
ウクライナ特殊作戦軍は25日、9月22日のウクライナ南部被占領下セヴァストーポリのロシア占領軍黒海艦隊司令部へのミサイル攻撃により、黒海艦隊司令官を含む34人の将校が死亡したと発表した。
特殊作戦軍がテレグラム・チャンネルで報告した。
発表には、9月13日のロシア軍の大型揚陸艦「ミンスク」の破壊と9月22日のロシア軍黒海艦隊司令部の破壊の特殊作戦の結果における敵損耗の情報を更新したと書かれている。
「ミンスク」への攻撃については、「大型揚陸艦『ミンスク』が翌日戦闘任務に就くことになっていた事実を考慮すると、人員は同大型揚陸艦にいたことになる。不可逆的損耗は62人となった」と書かれている。
黒海艦隊司令部への攻撃については、「ロシア連邦黒海艦隊司令部攻撃後、ロシア連邦黒海艦隊司令官を含む34人の将校が死亡した。さらに105名が負傷した。司令部の建物は復旧できない」と報告した。
これに先立ち、22日、ウクライナ防衛戦力は、2014年からロシアに占領されている南部セヴァストーポリの黒海艦隊司令部をミサイルで攻撃していた。