ゼレンシキー宇大統領、10月1日にウクライナ全土で黙祷するよう呼びかけ

ウクライナのゼレンシキー大統領は、10月1日の「ウクライナ防衛者の日」にウクライナ全土で戦死した人々を弔うために1分間の黙祷を行うよう呼びかけた。

27日、ゼレンシキー大統領がフェイスブック・アカウントに関連動画を掲載した

ゼレンシキー氏は、「10月1日日曜日9時。ウクライナの町々の中央広場や通りで、追悼の1分間、黙祷の1分間だ。私たちの亡くなった防衛者を永遠に記憶するために」と書き込んだ。

同氏はまた、10月1日、ウクライナは初めて「ウクライナ防衛者の日」を新しい日付で迎えることになると述べ、「そして、この日曜日、私たちの国とウクライナ人を守りながら亡くなった私たちの人々の偉業を沈黙で讃えるべく、ウクライナ全土が1分間止まる」と発言した。同氏は、その黙祷が新しい伝統となることを願っているとも補足した。

これに先立ち、7月14日、ウクライナ最高会議は、3つの祝日の日付を変更していた。同決定により、生誕祭(クリスマス)は公式には12月25日のみとなり、ウクライナ国家性の日は7月28日から7月15日に変更、ウクライナ防衛者の日も10月14日から10月1日に変更されていた。

また、ゼレンシキー大統領は、2022年3月16日に、毎日朝9時にロシア侵略で亡くなった人を追悼するために全国で1分間の黙祷を行う大統領令に署名していた。