ロシア軍、自爆型無人機44機をウクライナに発射 34機撃墜

ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍は28日未明、同国を自爆型無人機で攻撃した。ウクライナ防空戦力は、発射された44機中34機を撃墜した。

ウクライナ軍参謀本部がフェイスブック・アカウントで報告した

発表には、「9月28日、ロシア占領軍は南・東方面自爆型無人機『シャヘド136/131』で攻撃した。空軍の戦力と兵器は、他のウクライナ防衛戦力と連携して、34機のシャヘドを撃墜した」と書かれている。

その他、27日には、敵の定説無人機(オルラン、ザラ、スペルカム)を計6機撃墜したと報告されている。

南部オデーサ州のキペル州軍行政府長官は、テレグラム・チャンネルにて、オデーサ州上空では敵の飛来した自爆型無人機を全て撃墜して、「着弾も破壊もない。犠牲者も出ていない」と報告した

南部ミコライウ州の軍行政府は、フェイスブック・アカウントにて、同州上空では22機の無人機を撃墜(オルラン2機、シャヘド20機)したとしつつ、撃墜された無人機の破片で2つの自治体で電線と経済施設に損傷が出たと報告した

中部キロヴォフラード州のライコヴィチ州軍行政府長官は、フェイスブック・アカウントにて、同州への夜間のシャヘドによる攻撃の際、一部は撃墜したが、一部は着弾したと報告した

同氏は、死傷者と民間インフラの損傷は出ていないとし、関連当局が現場で活動していると伝えた。

写真:ゲッティ・イメージ