ロシア軍、ウクライナ東部ハルキウをミサイルで攻撃 児童1名死亡、13名負傷
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ウクライナへの全面侵略戦争を続けるロシア軍は、6日朝、同国東部ハルキウをミサイルで攻撃。現時点で、児童1名の死亡、他13名の負傷が判明している。
テレホウ・ハルキウ市長は、テレグラム・チャンネルにて、「集合住宅の瓦礫の下から子供が見つかった。残念ながら、亡くなっていた。両親と親族に哀悼を伝える」と報告した。
イフナト空軍報道官は、テレビ番組「統一ニュース」出演時に、「それ(攻撃)はミサイルによるものだ。まず破片を見なければならない。明らかなのは、暫定でミサイルが弾道軌道で飛行していたことだ。それは、もしかしたら、残念ながら適時発見のできない武器種かもしれない。私たちは、パートナー国やインテリジェンスが提供するデータを利用している。情報があれば、ミサイル飛来の危険が警告されるのだ」と発言した。
写真:ヴヤチェスラウ・マジイェウシキー/ウクルインフォルム
ハルキウ州検察は、テレグラム・チャンネルにて、10歳の男児1名の死亡の他、「(ハルキウ市の)キーウシキー地区では、民間住民6名が負傷、女性3名、男性3名だ。オスノヴヤンシキー地区では7名負傷」と報告した。
攻撃は、6日7時頃に、キーウシキー地区とオスノヴヤンシキー地区に対して、暫定情報で、2弾のミサイル「イスカンデル」で行われたという。