ウクライナ、軍人の遺体64体のロシア側からの返還を報告
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ウクライナの捕虜扱い問題調整本部は6日、ウクライナ軍人64人分の遺体を政府管理地域に返還させることができたと発表した。
捕虜扱い問題調整本部がテレグラム・チャンネルで報告した。
発表には、「今日、本国送還方策実施の結果、ウクライナ側は、ウクライナ防衛者64体の遺体をウクライナ政府管理地域に返還することに成功した」と書かれている。
また、国際人道法の規範に従い、ウクライナ側はロシア側に対して、ウクライナへの武力侵略によって死亡した大隊指揮官の遺体を引き渡したという。
本部は、「ウクライナ軍は、ウクライナ防衛者の返還された遺体の、遺体特定に必要な捜査と裁判検査の組織と実施を目的とした、法執行機関代表者と司法医療専門家により定められた手続きでの引き渡しのために、定められた国家の特別機関への適切かつ安全な移送を保障する」と伝えた。
今回の方策は、同本部が、保安庁(SBU)、内務相、軍、国家非常事態庁スーミ州総局、国家税務庁、その他治安・国防関連機関代表者と連携し、国際赤十字委員会(ICRC)代表者の支援と直接参加によって実現したものだと書かれている。