ロシア軍、オデーサ州を超音速ミサイルで攻撃
ウクライナへの全面侵略戦争を続けるロシア軍は、7日未明に同国南部オデーサ州を超音速ミサイル「オニクス」で攻撃した。現時点で、4名の負傷が判明している。
南部作戦司令部「ピウデン」がフェイスブック・アカウントでロシア軍の攻撃につき伝えた。
発表には、「夜間、敵は沿岸ミサイルシステム『バスチオン』から発射した超音速対艦ミサイル『オニクス』でオデーサ州を攻撃した」と書かれている。
ミサイルは、リゾート地の宿泊施設と沿岸インフラの穀物庫に着弾したという。
‼️Вночі ворог атакував Одещину надзвуковими протикорабельними ракетами типу "Онікс', випущеними з берегового ракетного...
Опубліковано Оперативне командування "Південь"/Operational Command “South” Пʼятниця, 6 жовтня 2023 р.
また、ミサイルの破片と爆風でガレージで火災が発生した他、集合住宅複数軒が損傷したと書かれている。
キペル・オデーサ州軍行政府長官は、テレグラム・チャンネルにて、未明のロシア軍の同州攻撃で、4名が負傷したと報告した。
キペル氏は、負傷者はガラスの破片で負傷したとし、彼らには治療が施されたと伝えた。
また同氏は、ロシア軍の目標は民間インフラと港湾インフラだったと指摘した。
中部ポルタヴァ州のルニン州軍行政府長官は、テレグラム・チャンネルにて、夜間0時頃に、同州で爆発が生じたと報告した。
ルニン氏は、「敵がポルタヴァ州を攻撃した。空襲警報時、爆発がミロホロド地区で聞かれた」としつつ、暫定情報では犠牲者は出ていないと伝えた。着弾情報は確認中だという。
また、スーミ州軍行政府は、テレグラム・チャンネルにて、7日朝、ロシア軍が同州を多連装ロケットシステム「グラート」と迫撃砲で攻撃したと報告した。
発表には、「朝からロシア軍は国境隣接地域を2回砲撃、10件の爆発が確認された」と書かれている。
砲撃は、クラスノピッリャ共同体とドルジュバ共同体に対して行われという。犠牲者情報なし。