ウクライナ国会は女性医療従事者の出国制限を予定していない=議員
ウクライナ最高会議(国会)議員は、10月1日に女性の医療従事者が軍籍に入れられた後も、これらの女性の法制上の出国制限は予定されていないと発言した。
11日、最高会議安全保障・国防・情報委員会に所属するロマン・コステンコ書記(野党「声党」会派議員)と治安活動委員会に属するアンドリー・オサドチューク第一副委員長(「声党」会派議員)がウクルインフォルムにコメントした。
コステンコ氏は、女性の医療従事者の法制面での出国制限については「何も準備されていない」と発言した。
オサドチューク氏も、治安活動委員会は同問題を審議していないと述べた。
同時にオサドチューク氏は、女性の医療従事者の軍籍入りの発効以降も出国制限は導入されるべきではないとの意見を示した。
これに先立ち、2023年10月1日、医療・医薬分野の教育を受けたウクライナ国民の女性もまた軍籍に入る決定が発効していた。これにつき、ウクライナ最高会議(国会)内大統領代表を務めるヴェニスラウシキー議員は、軍籍に入った女性は、兵役義務が生じ、出国が制限されると発言していた。