ゼレンシキー宇大統領、ラマポーザ南ア大統領と電話会談 和平案や穀物供与事業につき協議

ウクライナのゼレンシキー大統領は17日、南アフリカのラマポーザ大統領と電話会談を行った。

ウクライナ大統領府広報室が公表した

発表によれば、両首脳はウクライナ穀物の輸出継続は世界の食料安全保障にとって極めて重要であり、その継続は不可欠だと指摘した。

ゼレンシキー大統領は、ラマポーザ大統領に対して、「ウクライナからの穀物」イニシアティブの第2回首脳会議に出席するよう招待した。

両者はまた、ウクライナが提案している和平イニシアティブ「平和の公式」の実現につき協議を行った。ゼレンシキー氏は、「南アフリカ共和国がウクライナの平和の公式を支持しており、その実現に向けた次の協議に参加する準備があることは非常に重要だ。同様に重要なことは、ウクライナと南アフリカの間の連携が確実に成長していることだ」と強調した。

さらに両首脳は、中近東情勢につき意見交換を行い、同地域の紛争地域から南アフリカ国民を避難させる可能性につき協議を行った。