ウクライナ軍報道官、被占領下クリミアでの爆発にコメント 「結果は皆を喜ばせると思う」

ウクライナ軍南部司令部「ピウデン」のフメニューク合同調整報道センター長は24日、クリミアでの爆発や露軍黒海艦隊の艦船に対する無人水上艇による攻撃にコメントした。

フメニューク報道センター長がテレビ番組「統一ニュース」出演時に発言した。

フメニューク氏は、「彼らは常に何かしら想像している。彼らは、私たちが自国領のために戦っていること、クリミアがウクライナであることを理解して、常に自らがどんどん深みに入っていると感じている。そこでは、彼らがかなり平穏で、彼らの防空が機能していると思っている時ですら、戦いが生じている。実際、私たちの側からは、現段階での課題は、敵の潜在能力を最大限消滅させることであり、そのように状況は調整されている。(中略)私たちは、昨日敵がフリゲート艦2隻を戦闘任務に就かせた、それは『カリブル』を装備したミサイル艦であり、16弾が準備できていることを分析で明らかにした。つまり、彼らは、黒海にて何らかの状況を生み出そうとしているのだ。防衛戦力はこれに対応しなければならない。今のところ総括をするには早いが、しかし思うに、結果は皆を喜ばせることになろう」と発言した。

これに先立ち、ロシアのテレグラム・チャンネルにて、24日未明4時、一時的占領下ウクライナ南部セヴァストーポリにて、爆発音が聞こえたとの情報が拡散されていた。その際、同市の占領政権は、黒海艦隊が「あり得る水中攻撃」を撃退しているなどと伝えていた。