ゼレンシキー宇大統領、国民に対して空襲警報に注意を向けるよう呼びかけ
ウクライナのゼレンシキー大統領は1日、自国民に対して、空襲警報を軽視せず、注意を向けるよう呼びかけた。
ゼレンシキー大統領が同日夜の動画メッセージの際に発言した。
ゼレンシキー氏は、「皆がきちんと覚えておかねばならない。そのような撃墜はいずれも、人々とインフラを守るものだということだ。そして、私は全てのウクライナ国民に対して、空襲警報に注意を向けて、たとえ私たちが防空を可能な限り強化していようとも、危険は甚大だということを考慮するよう呼びかける。特に、ハルキウ、ザポリッジャ、ヘルソンのような町、ヘルソン州やドネツィク州の町や村、ヘルソン州、スーミ州だ。注意深くあるべきであり、危険を軽視するべきではない」と強調した。
また同氏は、同日未明、自爆型無人機「シャヘド」18機と誘導航空ミサイル1弾を撃墜したことを報告しつつも、「残念ながら、いくつかの着弾があった。しかし、敵の標的の大半は撃墜された。とりわけ、ポルタヴァ州、チェルニヒウ州、スーミ州、ヴィンニツャ州、フメリニツィキー州、その他の私たちの地域においてだ。私は、戦士たちにそのことにつき感謝している」と伝えた。
写真:大統領府