ウクライナ国会、戒厳令と総動員を90日間延長

ウクライナ最高会議(国会)は8日、ゼレンシキー大統領による戒厳令と総動員の効力を2023年11月16日から2024年2月14日までの90日間延長する大統領令を確定する法律を採択した。

ジェレズニャク最高会議野党会派「声党」議員がテレグラム・チャンネルで報告した

賛成した最高会議議員は329名(過半数は226)。反対と保留の票はなかった。

ジェレズニャク氏は、今回の延長は9回目となると伝えた。

なお、ウクライナでは、2022年2月24日のロシアの対ウクライナ全面侵略戦争が始まった日に、同年3月26日までの戒厳令が発令、同時に総動員が宣言された。その後、それぞれの期限は、同年4月25日、5月25日、8月23日、11月21日、2023年2月19日、5月20日、8月18日、11月15日と段階的に延長されてきていた。