ウクライナ軍、露軍発射の自爆型無人機を38機中29機撃墜

ウクライナへの全面侵略戦争を続けるロシア軍は、17日20時から18日未明4時にかけて、自爆型無人機「シャヘド」によりウクライナを攻撃した。

ウクライナ軍は、発射された38機中29機を撃墜した。ウクライナ空軍がテレグラム・チャンネルで伝えた

発表には、「11月17日20時から18日4時にかけて、ロシア占領軍は、南方面と南東方面から自爆型無人機『シャヘド』でウクライナを攻撃した」と書かれている。

発射されたシャヘドの数は38機で、攻撃は複数回に分けて行われたという。

これに対して、ウクライナ空軍は、他の防空戦力と連携して、29機を撃墜したと書かれている。

キーウ市軍行政府は、テレグラム・チャンネルにて、ロシア軍がキーウへ向けて発射した自爆型無人機は全て撃墜されたと報告した

発表にて、ポプコ行政府長官は、「今月敵による2回目のキーウへの無人機での攻撃だ。(中略)首都到達のために、露シスト(編集注:ロシア+ファシストの造語)の無人機は1000キロメートル近くの飛距離による複雑なルートを飛行した」と伝えた。

ポプコ氏は、敵は北方から無人機をウクライナへ侵入させたが、敵の複雑な機動でもウクライナ防空を防ぐことはできなかったとし、「防空戦力・機材が約10機の全ての空の標的をキーウへ向かう途中で破壊した」と伝えた。

キーウに犠牲者と破壊は出ていないとのこと。