ロシア軍、23日夜にハルキウを再びミサイルで攻撃 9名負傷

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ウクライナへの全面侵略戦争を続けるロシア軍は、23日朝に続き、同日夜にも同国東部ハルキウ州の約20の自治体をミサイルで攻撃した。州都ハルキウでは9名が負傷した。

シニェフボウ・ハルキウ州軍行政府長官がフェイスブック・アカウントで州内の被害を報告した

シニェフボウ氏は、ハルキウは23日22時頃に市内キーウシキー地区とホロドノヒルシキー地区が(暫定評価で)露ベルゴロド州からミサイル「S300」で攻撃されたと伝えた。

同市の負傷者は9名(4歳の児童含む)。内4名が病院へ搬送されたという。民家、教育施設、郵便局、テレビ局、自動車が損傷したと報告された。

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Опубліковано Олегом Синєгубовим Вівторок, 23 січня 2024 р.

その他シニェフボウ氏は、過去24時間でハルキウ州ではハルキウ地区ヴェテリナルネ、チュフイウ地区ネステルネ、クプヤンシク地区コミサロヴェ、ドヴォリチュナ、シンキウカ、ペトロパウリウカ、イヴァニウカ、ベレストヴェなど約20の自治体が榴弾砲・迫撃砲の砲撃を受けたと伝えた。

また、ロシア軍はリプツィ、コザチャ・ロパン、パティシチャを空爆。

23日22時30分頃のリプツィへの砲撃時には、消防署、緊急支援施設、緊急医療支援班車両、送ガス管が損傷。死傷者なし。

同日9時頃のコザチャ・ロパンへの砲撃時には、カフェ、店が損傷。死傷者なし。

同日20時のクプヤンシクへの砲撃では、民家が損傷。死傷者なし。

トップ写真:国家警察