ウクライナ情報総局、露軍黒海艦隊のミサイル艦「イヴァノヴェツ」を無人水上艇で破壊

ウクライナ国防省傘下情報総局特殊部隊「グループ１３」は１日未明、ロシア連邦黒海艦隊のタランタル型ミサイルコルベット「イヴァノヴェツ」を破壊した。

情報総局がテレグラム・チャンネルで報告した。

今回の作戦は、ウクライナのデジタル移行省と同行政府が運営する募金サイト「ユナイティド２４」の支援を受けて実現されたと書かれている。

「イヴァノヴェツ」は、被占領下クリミアのドヌズラウ湖の岸辺に停泊していたところ、複数の着弾を受けて、航行不可能な破損を負い、船尾方向に傾いた上で、沈没したという。

なお、タランタル型ミサイルコルベット「イヴァノヴェツ」１隻の価値はおよそ６０００〜７０００万ドル（９０〜１００億円）だと書かれている。

また情報総局は、暫定情報では、ロシア侵略者によるドヌズラウ湖での捜索・救出作戦は成功しなかったと伝えている。

なお、２０２２年１１月１１日、ウクライナのフェドロウ副首相兼デジタル移行相は、ウクライナ政府が開設した募金支援サイト「ユナイティド２４」を通じて、１隻目の無人水上艇の購入資金が集まったと伝えていた。