ウクライナ議会、戒厳令と総動員を90日間延長
ウクライナ最高会議(国会)は6日、ゼレンシキー大統領による戒厳令と総動員の効力を2024年2月14日から2024年5月13日までの90日間延長する大統領令を確定する法律を採択した。
ジェレズニャク最高会議野党会派「声党」議員がテレグラム・チャンネルで報告した。
ジェレズニャク氏は、戒厳令効力延長大統領令の確定(第10456)は国会議員の335名が賛成(過半数は226)、総動員効力延長大統領令の確定(第10457)は323名が賛成したと伝えた。
これにより、戒厳令と総動員の効力は5月13日まで延長される。
なお、ウクライナでは、2022年2月24日のロシアの対ウクライナ全面侵略戦争が始まった日に、同年3月26日までの戒厳令が発令、同時に総動員が宣言された。その後、それぞれの期限は、同年4月25日、5月25日、8月23日、11月21日、2023年2月19日、5月20日、8月18日、11月15日、2024年2月14日と段階的に延長されてきていた。