1200人以上のザポリッジャ州住民がロシアに拘束されている=フェドロウ州軍行政府長官
ウクライナ南部ザポリッジャ州のフェドロウ州軍行政府長官は8日、公式登録情報によれば、ロシアに拘束されているザポリッジャ州の住民は約1200名だとしつつ、他方で、この数字は実際にははるかに多いだろうと指摘した。
フェドロウ州軍行政府長官が記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
フェドロウ氏は、「公式登録情報では、1200名が拘束されている。私は、約2倍だと思う(編集注:2倍の数の住民が実際には拘束されているの意)」と発言した。
同氏はまた、被占領下に残されている人々に対して、そこでは安全の保証を与えることは誰もできないとし、被占領地を脱出するよう呼びかけた。
さらに同氏は、ザポリッジャ市には、メリトポリ国内避難民支援センターを再編する形で、さらわれた人に関する情報を集める本部が創設されていると伝え、人が拘束された場合に何をすべきか、どこに届出を出すか、誰に問い合わせるかといったあらゆる勧告が集められていると説明した。これを受けて、特殊機関と人権オンブズマンともに作業が始められるという。