ロシアはウクライナの標章のついたF16の写真にコメント=宇空軍報道官

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ウクライナ空軍のイフナト報道官は11日、ウクライナの標章の付いた戦闘機F16の写真が公開されたことにコメントした。

イフナト報道官がテレビ番組「統一ニュース」出演時に発言した。

イフナト氏は、「当然ながら、F16がウクライナへやってきたら、占領軍にとっての美味しげな標的となる。そのため、準備中のインフラを適応させるために、あらゆることを行わねばならない。なぜなら、それを強固にするのは、それほど簡単なプロセスではないからだ。特に、私たちが毎日攻撃を受けている中ではそうだ。そのため、インフラの適応は続いており、パイロットの訓練も続いている。私たちのファントム氏のインタビューを見たであろうし、標章の写った写真も面白い。その点で、それが本物かどうかの議論が行われている。ロシア人が何を言っているかはもう目にしている。少し神経質になってもらおうではないか」と発言した。

写真:アメリカの声

同氏はまた、ウクライナに供与されるF16は、「ウクライナのものとなるもので、すでにウクライナの武器である」とし、すでにウクライナの標章や国章、機体番号などが付けられていると指摘した。

これに先立ち、9日、米「アメリカの声」に、ウクライナ空軍の航空機操縦士、コードネーム「ファントム」のインタビューが掲載された。その際、戦闘機F16の写真も同時に公開されていた。