露軍攻撃でウクライナ西部の変電所が完全に破壊
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15日朝のロシア軍によるミサイル攻撃により、ウクライナ西部リヴィウの変電所で火災が発生、同施設は完全に破壊された。
コジツィキー・リヴィウ州軍行政府長官がテレグラム・チャンネルで伝えた。
コジツィキー氏は、「リヴィウの変電所に着弾があった。これにより約150平方メートルにわたり火災が発生。2時間にわたって消火が行われた。29人の消防士が活動、6台の機材が動員された。変電所は完全に破壊された」と書き込んだ。
またコジツィキー氏は、変電所での死傷者に関する情報は現時点でないとし、変電所の事務所には発電機により送電されていると伝えた。
リヴィウ市内のミサイル攻撃被害 写真:サドヴィー・リヴィウ市長
その他同氏は、同地では同日の空襲警報が5時1分から7時10分まで続いたとし、その間、空軍西部司令部「ザーヒド」管轄圏へは、敵のミサイルが14弾飛来し、防空戦力はその内8弾を撃墜したと説明した。
これに先立ち、15日の未明から朝にかけて、ロシア軍がウクライナに対して大規模なミサイル攻撃を行っていた。