「戦争がいつ終わるかをウクライナに尋ねるのでなく、どうしてプーチンが戦争を続けられているかを自問すべき」=ゼレンシキー宇大統領

ウクライナのゼレンシキー大統領は17日、世界の人々は、戦争がいつ終わるかはウクライナに尋ねるのでなく、どうしてプーチンが戦争を続けられているかを自問すべきだと発言した。

ゼレンシキー大統領がミュンヘン安全保障会議でのスピーチ時に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

ゼレンシキー氏は、「お願いだから、戦争がいつ終わるかをウクライナに尋ねないでくれ。どうしてプーチンが戦争を続けられているかを自問して欲しい」と発言した。

また同氏は、善が団結し、一致して行動したら、悪が決して勝利することはないと強調した。

さらに同氏は、プーチンからは世界の誰かを操り、他者の活動を妨げるような機会は全て奪ってしまわねばならないと強調した。

そして同氏は、スイスで開催が予定されている「グローバル平和サミット」では、世界がロシアにほぼ壊されてしまったルールに基づいた国際秩序の完全な力をどのように回復するかについて決めることができるようになるとの期待を表明した。

写真:dpa