カッラス・エストニア首相も西側によるウクライナへの陸上部隊派兵可能性を排除せず

エストニアのカッラス首相は、西側諸国の首脳がウクライナへ陸上部隊を派兵する可能性を排除すべきでないとの見解を支持した。

政治ニュースサイト「ポリティコ」が報じた

カッラス氏は、「なぜなら、ウクライナが勝利するよう、ロシアがこの戦争を負けるようにすべく、私たちがあらゆることを行わねばならないことを、全ての国が理解したからだ」と発言した。

マクロン仏大統領による、ウクライナへの部隊派遣可能性を排除しないとの発言については、カッラス氏は、「私は、それもまた、私たちがロシアに対して送っている『私たちは何も排除しない』というシグナルなのだと思っている」と発言した。

その際同氏は、そのような決定は「閉じられた扉の向こうで」議論されるべきものだと指摘した。

同時に同氏は、現在パートナーたちは、欧州域外などでの弾薬の購入などのような、別の重要な問題に集中していると伝えた。

これに先立ち、フランスのマクロン大統領は26日、ロシアが現在の戦争に勝たせないためにはあらゆることを行う必要があるとしつつ、将来的に欧州の部隊をウクライナに派兵する可能性を「排除すべきでない」との見解を示していた。

その後、米国や欧州の複数の国が、自国はウクライナに派兵しないと発表している。