ロシア軍、ウクライナ北部スーミを無人機で攻撃 7名負傷
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ウクライナへの全面侵略戦争を続けるロシア軍は、6日朝、同国北部のスーミの住宅を自爆型無人機「シャヘド」で攻撃した。現時点で、10歳の児童を含む7名の負傷が判明している。
スーミ州検察がフェイスブック・アカウントで報告した。
発表には、「(編集注:無人機着弾後に)治療を求めたのは7名、負傷者の中には10歳の少年もいる」と書かれている。
また検察は、同攻撃により、11階建ての集合住宅の複数アパートと幼稚園、約20台の自動車が損傷したと伝えた。
ウクライナ空軍は、テレグラム・チャンネルにて、防空戦力はロシア軍が6日未明に発射した「シャヘド」42機中38機を撃墜したと報告した。
発表には、ロシア軍は、地上発射型誘導ミサイル「S300」5弾(被占領下ドネツィク州から発射)と自爆型無人機「シャヘド」42機(被占領下クリミアのチャウダとバラクラヴァ、露クルスク州、露プリモルスコ=アフタルスクから発射)を発射したと書かれている。
この内、ウクライナ側は、38機のシャヘドをドニプロペトロウシク州、オデーサ州、ヘルソン州、フメリニツィキー州、チェルカーシ州、ハルキウ州、ヴィンニツャ州、スーミ州で撃墜したと報告されている。