ゼレンシキー宇大統領、ギリシャ首相とのオデーサ訪問時に爆発音を聞いたと発言
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ウクライナのゼレンシキー大統領は6日、ギリシャのミツォタキス首相とのオデーサ訪問時にロシア軍によるオデーサへの攻撃があり、自身も爆発音を聞いたし、死傷者も出ていると発言した。
ゼレンシキー大統領がミツォタキス首相との共同記者会見時に発言した。
ゼレンシキー氏は、「私たちは今日その攻撃を見かけた。私は、今日犠牲者が出たのを知っている。死者と負傷者が出ている」と発言した。
ミツォタキス・ギリシャ首相もまた、爆発の際、自身はゼレンシキー大統領とオデーサ港を訪問していたと伝えた。
その他ミツォタキス氏は、「私たちは港にいて、ゼレンシキー大統領とチームが私たちに、港の意味を説明してくれ、港の復興のために何をしているか話してくれた。私たちはとりわけ、港が攻撃によりどのような破壊を被ったのかを目にした。訪問の終わり、私たちは空襲警報のシグナルと大きな爆発音を近くで聞いた。それは衝撃的な経験であり、私たちは、この戦争が皆に関わることであり、誰一人逃さないものであることを理解している」と発言した。
なお、ウクライナ空軍は6日朝、同日未明にロシア軍が42機の無人機をウクライナに向け発射したところ、ウクライナ防空戦力は、その内38機のシャヘドをドニプロペトロウシク州、オデーサ州、ヘルソン州、フメリニツィキー州、チェルカーシ州、ハルキウ州、ヴィンニツャ州、スーミ州で撃墜したと報告していた。