露軍ミサイル攻撃で死亡したテチューヒン元オデーサ副市長の告別式開催 日本支援も実現
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3月15日のウクライナ南部オデーサへのロシア軍によるミサイル「イスカンデルM」による攻撃で死亡したセルヒー・テチューヒン元オデーサ副市長の告別式が、18日に同市内で開催された。テチューヒン氏は、日本のオデーサへの支援実現にも関わってきた人物。
オデーサ市議会は、テレグラム・チャンネルにて、「3月15日、彼は人々を助けようと駆けつけたが、しかしロシアのミサイルが彼の命を奪った」と伝えた。
テチューヒン氏は、2023年5月まではオデーサ副市長を、それ以降は第一副市長を務めていた。2023年11月に、同氏は同職を離れ、ウクライナ軍に入隊していた。
オデーサでのテチューヒン氏の告別式の様子 写真:オデーサ市議会
またテチューヒン氏は、副市長を務めていた際には、日本の対オデーサ支援の実現にも関わってきた人物。2022年夏の横浜市によるオデーサ市への浄水装置提供の際には、横浜市職員とテチューヒン氏がポーランド・ジェシュフで会談。テチューヒン氏は「横浜市のような友人がいて心強い」と述べていた。