ロシア軍、ウクライナ東部ハルキウをミサイルで攻撃 4名死亡 火災発生
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ウクライナへの全面侵略戦争を続けるロシア軍は、20日日中に同国東部ハルキウをミサイルで攻撃した。現時点までに死者4名、負傷者7名が判明している。
テレホウ・ハルキウ市長がテレグラム・チャンネルで伝えた。
テレホウ市長は、「現時点で5名の負傷者が判明している。2名はもう病院へ運ばれており、残りは医師が診ており、病院へ搬入するかどうかを決めているところだ。同時に、捜索作業と消火が続いている」と伝えた。
ボルヴィノウ国家警察ハルキウ州総局捜査局長は、フェイスブック・アカウントで、同攻撃にて死者3名、負傷者5名が出たと報告した。
ボルヴィノウ氏は、「敵が13時頃に市を攻撃した。ホロドノヒルシキー地区の8階建て集合住宅と製造工場が損傷。火災は、1000平方メートル以上に及んだ。普通の印刷所、家具屋、ペンキ屋だ。負傷者の中には、従業員がおり、2名は重体だ。救助と消火活動が行われている」と伝えた。
国家非常事態庁は、フェイスブック・アカウントとテレグラム・チャンネルで、同攻撃による救助・消火活動の様子を公開した。
検事総局も着弾現場の様子を動画で公開した。
また、国家警察ハルキウ州総局広報室は、テレグラム・チャンネルにて、同攻撃はミサイル「Kh59」で行われたとの暫定情報を公開した。
さらに、ハルキウ州検察は、テレグラム・チャンネルにて、16時30分時点で死者数が4名、負傷者数が7名に上ったと報告した。
更新(17時07分):ハルキウ州検察による死傷者数の更新情報を追記