ウクライナ側で戦うロシア志願兵軍団、ロシア領での特別解放作戦を継続すると発表
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ロシア・ウクライナ全面戦争にてウクライナ側で戦う、ロシア国民の志願兵からなる「ロシア自由軍団」のアレクセイ・バラノフスキー氏は21日、現在ロシア領で行われている「特別解放作戦」は、今後も継続されると発言した。
バラノフスキー氏(コードネーム「リューチク」、無人機操縦士)がウクルインフォルムでの「ロシア自由軍団」「ロシア志願兵軍団」「シベリア大隊」代表者による記者会見時に発言した。
バラノフスキー氏は、「現在安定化方策が行われている。よって、私たちの祖国における解放作戦は続けられていく」と述べた。
同記者会見時、「シベリア大隊」の兵士であるコードネーム「ホロド」氏は、彼らはより強くなっており、仲間は増え続けていると発言した。
ホロド氏は、「私たちは、プーチン軍事政権も考慮せざるを得ない規模の作戦を行うことができている。続けていく。さらに多くの面白い発見がプーチンを待ち構えている。今回作戦が示したように、私たちを道から逸らすための(編集注:ロシア軍の)戦術航空すら不十分なのだ」と発言した。
記者会見時は、今回やこれまでの作戦で亡くなったロシア国民の志願兵部隊の兵士たちのために1分間の黙祷が捧げられた。
これに先立ち、3月12日、「ロシア自由軍団」「ロシア志願兵軍団」「シベリア大隊」の3つのロシア国民の志願兵からなり、ウクライナ側で戦う部隊がロシア領のクルスク州とベルゴロド州に進入し共同作戦を始めたと発表していた。