ザポリッジャへの露軍ミサイル攻撃 死者1名、負傷者15名に上る
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ロシア軍による22日未明のウクライナ南部ザポリッジャへのミサイル攻撃による犠牲者数は、死者1名、負傷者15名に上っている。
フェドロウ・ザポリッジャ州軍行政府長官がテレグラム・チャンネルにて伝えた。
フェドロウ氏は、「現時点で、敵のザポリッジャ攻撃により死者1名が判明している。負傷者数は、住民14名に上った」と書き込んだ。
また、父子の2名が行方不明者と見なされているという。2人は攻撃があった際には自宅にいたが、建物は完全に破壊されており、現場で救助隊が活動していると報告された。
また市議会の情報では、市民7名が治療を要請したという。
ザポリッジャへの攻撃被害 写真:ドミトロー・スモリイェンコ/ウクルインフォルム
死亡した1名は、ミサイル攻撃のあった際にドニプロ水力発電所上の道路でトロリーバスを運転していた運転手だという。
その後フェドロウ氏は、負傷者数は15名に増加したと報告した。
なお、22日未明、ロシア軍は、ウクライナ各地に対して、自爆型無人機とミサイルにてさらなる大規模攻撃を行った。ザポリッジャは、約20弾のミサイルで攻撃されており、市内のドニプロ水力発電所も損傷。他方で、ダムの決壊の恐れはないという。