ロシア国防省はさらに30万人の動員を計画=露報道

ロシアのニュースサイト「ヴョルストカ」は、ロシア国防省が大規模な徴兵・動員を準備しており、それはウクライナ東部ハルキウの包囲が目的かもしれないと報じた。

ヴョルストカがロシア大統領府と地方自治体の4つの関係者と露国防省高官の発言をもとに報じた

報道によれば、ロシア軍は近い将来少なくとも30万人を集めるつもりだとし、またウクライナ東部最大の都市ハルキウを包囲することが計画されているという。現在、ロシアのベルゴロドとクルスクの近郊でロシア国境の防衛にあたっている人々はハルキウ攻勢へ送られることになるとし、彼らの代わりに、予備役や徴兵兵が配置されるのだという。後者は、「あらゆる手段で」契約へ署名するよう説得されるのだという。

ヴョルストカは、ロシア国内で志願兵の集まりが著しく悪くなっているからだとし、ある志願者契約担当者によれば、秋以降の採用速度が20倍下がっているのだと伝えた。

なお、ウクライナ国防省傘下情報総局は今年1月中旬に、3月のロシアの偽大統領選挙の後には同国で新たな動員が実施される可能性があると指摘していた。