ロシア軍、キーウを弾道ミサイルで攻撃 2弾とも撃墜するも、市内に破片落下
ウクライナへの全面侵略戦争を続けるロシア軍は、25日日中に同国首都キーウに対して弾道ミサイルを2弾発射した。暫定情報では、ミサイルの破片が市内4地区(ペチェルシキー地区、ホロシーウシキー地区、ソロムヤンシキー地区、ドニプロウシキー地区)に落下したことが確認されている。
キーウ市軍行政府がテレグラム・チャンネルで伝えた。
発表には、暫定情報として、ペチェルシキー地区の非居住型建物が損傷、火災なし、1名が負傷したとある。
また、ソロムヤンシキー地区とドニプロウシキー地区でも破片の落下が確認。ホロシーウシキー地区では、森林部で破片が発見したとのこと。
ウクライナ空軍のオレシチューク司令官は、テレグラム・チャンネルにて、弾道ミサイルの撃墜を報告した。
オレシチューク氏は、「10時30分頃、敵はキーウを一時的占領下クリミアからの2弾の弾道ミサイルで攻撃した。標的は撃墜、型は調査中だ」と書き込んだ。
これに先立ち、キーウでは複数回の爆発音が聞こえていた。ウクライナ空軍は、テレグラム・チャンネルにて、「キーウへミサイルだ!」と伝えていた。
写真:キーウ市交通警察(テレグラム)