露軍のキーウ攻撃時の撃墜されたミサイル落下で市内に負傷者
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ロシア軍の25日日中のウクライナ首都への弾道ミサイルによる攻撃の際、撃墜されたミサイルの破片が落下した市内ペチェルシキー地区では、非住居型建物が破壊された。現時点で5人の負傷者が確認されている。
クリチコ・キーウ市長がテレグラム・チャンネルで伝えた。
クリチコ市長は、「ペチェルシキー地区では、ミサイル破片の落下により、非住居型3階建て建物が破壊された」と書き込んだ。
また、同氏は、現時点で5名が負傷しているとし、「3名は医療班が現場で治療し、2名は病院へ搬送された」と報告した。
キーウ市軍行政府は、テレグラム・チャンネルにて、ペチェルシキー地区では、約100平方メートルにわたり破壊が生じたと伝えた。
また、市内ソロムヤンシキー地区では、ミサイルの破片落下で集合住宅が損傷したと報告した。
さらに行政府は、ドニプロウシキー地区、ホロシーウシキー地区でも破片が落下、ダルニツィキー地区で民間建築物に破片が落下。暫定情報で、非住居型建物で火災が発生したと伝えている。
現時点で死者に関する情報はないという。
キーウ市内ペチェルシキー地区の被害 写真:国家非常事態庁
これに先立ち、ウクライナへの全面侵略戦争を続けるロシア軍は、25日日中に同国首都キーウに対して弾道ミサイルを発射していた。これに対して、ウクライナ空軍のオレシチューク司令官は、ロシア軍が一時的占領下クリミアから2弾の弾道ミサイルでキーウを攻撃したところ。標的を全弾撃墜したと報告していた。
トップ写真:キーウ市交通警察(テレグラム)