露軍のミサイル攻撃の被害を受けたオデーサの植物園

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ウクライナ南部オデーサの植物園は、ロシア軍の3月25日の休暇用地区へのミサイル攻撃の際に被害を受けている。

ウクルインフォルムの記者が訪れた。

レウチューク植物園園長は、「事務局、研究室、温室、図書室が被害を受けた。被害総額を計算するのは難しい。なぜなら、温室がかなりの被害で、そこには収集された植物があるからだ。私たちはまだ、建物が修理対象になるのかどうかがわかっていない」と発言した。

同氏はまた、それら植物は現在、屋外の気温が低いため、温室から出すことができないと説明した。

写真:ニーナ・リャショノク/ウクルインフォルム

さらに同氏は、「ガラスを片付けて、何をするか考える。私たちのところには、植物を決定的に失ったわけではなく、問題は温室の復元にある。現在、植物を枯らさないように、急いで温室をシートで覆わないといけない」と発言した。

植物園では、大掃除を予定しており、希望者が割れたガラスの除去を手伝えるようにするという。このボランティア活動へは、3月29日、30日(土、日)10時から15時までに参加可能。住所は、フランツージキー通り48/50。

これに先立ち、ウクライナへの全面侵略戦争を続けるロシア軍は、25日に同国南部オデーサをミサイルで攻撃していた。住民10人が治療を要請したという。