シュミハリ・ウクライナ首相、ロシア軍大規模攻撃による6州の電力インフラ損傷を報告

ウクライナのシュミハリ首相は、29日未明のロシア軍のミサイル・自爆型無人機による大規模攻撃により、国内6州(南部ドニプロペトロウシク州、中部ヴィンニツャ州、チェルカーシ州、西部イヴァノ=フランキウシク州、リヴィウ州、チェルニウツィー州)の電力インフラが損傷したと報告した。

シュミハリ首相がテレグラム・チャンネルで伝えた

シュミハリ氏は、「本日未明、ロシアは、ウクライナの電力システムに対する暴虐な攻撃を再び行った。ドニプロペトロウシク州、ヴィンニツャ州、イヴァノ=フランキウシク州、リヴィウ州、チェルカーシ州、チェルニウツィー州の電力インフラが損傷した」と書き込んだ。

同氏はまた、複数の地域で緊急停電が導入されたと伝えた。

そして同氏は、「ウクライナは、重要インフラを保護し、市民を守るためにより多くの防空システムを必要としている。それが国際パートナーたちとのやりとりの主要議題だ」と強調した。

これに先立ち、ウクライナへの全面侵略戦争を続けるロシア軍は、29日未明にも同国に対してミサイルと自爆型無人機で攻撃を仕掛けた。ウクライナ防衛戦力は、計84点のミサイルと無人機を撃墜した。

写真:国家非常事態庁