ロシア軍、ウクライナ西部の重要インフラ施設をミサイルで攻撃 死者1名
ウクライナへの全面侵略戦争を続けるロシア軍は、31日未明に同国西部リヴィウ州の重要インフラ施設をミサイルで攻撃した。現時点で死者が1名出たことが判明している。
コジツィキー・リヴィウ州軍行政府長官がフェイスブック・アカウントで伝えた。
コジツィキー氏は、敵の攻撃により行政府庁舎が破壊され、火災が生じたと報告した。
また同氏は、「攻撃によって男性が1名死亡。遺族に心からの哀悼を表する。現在、救助隊が瓦礫を除去しており、その下にまだ人がいるかもしれない」と書き込んだ。
また、ウクライナ空軍のオレシチューク司令官は同日、テレグラム・チャンネルにて、31日未明にウクライナ防空戦力は、敵のミサイルと自爆型無人機を計18点撃墜したと報告した。
オレシチューク司令官は、ロシア軍は以下のとおり、16弾のミサイルと11機の自爆型無人機で攻撃してきたと伝えた。
・巡航ミサイル「Kh101/Kh555」 14弾(露サラトフ州の戦略機「Tu95MS」から発射)
・弾道ミサイル「イスカンデルM」 1弾(一時的被占領下クリミアから発射)
・航空誘導ミサイル「Kh59」 1弾(一時的被占領下ザポリッジャ州から発射)
・自爆型無人機「シャヘド136/131」 11機(露プリモルスコ=アフタルスク、クリミアから発射)
この内、ウクライナ防空戦力が撃墜したのは以下のとおりだという。
・巡航ミサイル「Kh101/Kh555」 9弾
・無人機「シャヘド」 9機