ゼレンシキー宇大統領、ブチャにてロシア軍の凶悪戦争犯罪の犠牲者を追悼

ウクライナのゼレンシキー大統領は３月３１日、キーウ州ブチャを訪れ、同地がロシアに占領されている際にロシア軍に残虐に殺害されたウクライナ国民の追悼を行なった。

ウクライナ大統領府広報室が伝えた。

ゼレンシキー氏は、ブチャの聖アンドリー教会そばの「追悼の壁」の前で犠牲者の追悼を行なった。

この追悼碑には、犠牲者の名前が刻まれたプレートが取り付けられている。現在では、遺体の特定できた５０９名の民間人の名前が刻まれており、また名前のないプレートもある。

追悼行事には、ウクライナ政権関係者や、各国の大使など、国際機関代表者が出席した。行事の際、犠牲者のために黙祷が行われた。

在ウクライナ日本大使館は、ソーシャルメディア「Ｘ」アカウントにて、同行事に松田邦紀日本大使が参加したことを報告した。

また、ブリンク米大使、イェーガー独大使、イタリア大使館も今回の出席を伝えた。