ロシア軍、ウクライナ東部ヒルニクを砲撃 死者2名、負傷者6名
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ウクライナへの全面侵略戦争を続けるロシア軍は、1日同国東部ドネツィク州ヒルニクを多連装ロケットシステム「ウラガン」で砲撃した。現時点で、民間人の間に死者が2名、負傷者が6名出たことが判明している。
フィラシュキン・ドネツィク州軍行政府長官がフェイスブック・アカウントで伝えた。
フィラシュキン氏は、「現時点で、57歳の女性と64歳の男性が死亡したことが判明している。負傷者には必要な治療が施されている」と伝えた。
2 людини загинули і 6 поранено — такі попередні наслідки обстрілу Гірника.
Росіяни атакували місто «Ураганами» сьогодні...
Опубліковано Вадимом Філашкіним Середа, 1 травня 2024 р.
また、東部ハルキウ州ゾロチウでは、ハルキウ州軍検察がテレグラム・チャンネルにて、同日のロシア軍空爆による負傷者が13名に上ったと報告した。
検察は、「20時50分の時点で、負傷者数は13名に上っている。内訳は、6名の民間男性、6名の女性、11歳の少年だ」と伝えた。
ゾロチウへの空爆被害 写真:ヴヤチェスラウ・マジイェウシキー/ウクルインフォルム
また、南部ドニプロペトロウシク州のリサク軍行政府長官は、テレグラム・チャンネルにて、ロシア軍は1日から2日にかけての夜間、同州ニコポリ地区を砲撃し続け、2階建て集合住宅、行政庁舎、農業企業、マイクロバスが破損したと報告した。
この他、ロシア軍は、1日夜間に同国南部主要都市オデーサを弾道ミサイルで攻撃した。現在までに民間人14名が負傷したことが判明している。